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FPを惑わす住宅ローン提案
ファイナンシャルプランナーが住宅ローンを語る上でどうしても欠かせないのが元金均等型の返済方式です。
例えば35年長期固定4%の住宅ローンを3000万円借りたとすると・・・
元金均等型は第一回目の返済額は171,429円で総返済額は51,050,000円
元利均等型では毎月の返済額は132,832円で総返済額は55,789,617円
総返済額で実に480万円弱も差が出るのです。将来のキャッシュフローまで考えた上で提案をするFPとしてはどうしても欠かせない提案なのです。
しかしながら実情はどうでしょう。
金融機関やローンの種類によりますが、各々の銀行で融資に関しての制限が設けられています。その制限とは、月の返済額が月収の25〜40%以内である事という制限です。
具体的にはどういうことでしょうか。
例えば年収500万円の収入の方が住宅ローンを借りようとします。制限が25%出会った場合、500万円の年収の月収は416,666円。その25%ですから月々の返済は104,166円以内に収まらないといけない訳です。その返済額で借りれるお金はいくらでしょう?
@ 5年長期固定金利3.2%の場合
元金均等型 2060万円(=103,981円 第一回目返済額)
元利均等型 2620万円(=103,778円 毎月返済額)
融資差額 560万円
A 5長期固定金利4.0%の場合
元金均等 1820万円(=104,000円 第一回目返済額)
元利均等 2350万円(=104,052円 毎月返済額)
融資差額530万円
上記例でもお分かりのように借りられる金額に500万円以上の差が生じてしまうわけです。自己資金と諸費用のプラスマイナスを考えても、2000万円と2500万円の家・・・明らかに間取りが違いますね。
キャッシュフローと現実の狭間でFPは揺れる訳です。
そして言います。自己資金をしっかりと蓄え余裕のある資金計画を・・・。
でも家が欲しいのは今!そしてお金が必要なのは今!なんですよね。